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ある先生から聞いた話です。
今の理事長は、追手門の小学校から高校までの卒業生で、同窓会の会長として理事になったそうです。
そして、数年前に、大学がセクハラを行った職員を処分しなかったため裁判を起こされ、
これを嫌気した前理事長が退任し、その後釜として理事長になったそうです。
当時、一介の理事であった今の理事長は、理事会において処分する必要は無いと主張したそうです。
おそらく、処分して事件が表沙汰になることを恐れたのでしょう。
いちおう弁護士の肩書きがあるので、他の理事は誰も表立って反対しなかったようです。
それと、このセクハラ事件は被害者らに対して、公になったらマズイから親にも誰にも言うなと口止めされたそうです。
その口止めした人物のひとりが、その後理事になり、理事会を牛耳っているため、顔色を伺ったのでしょう。
このようなことから、今の理事長は、裁判で被告になった前理事長とセクハラ事件を口止めした有力理事を守るために、
理事長になれたと思われます。