流通経済は今年、何故か課外活動が絶不調だからな。

まだ、リーグ戦が始まったばかりとは言え、
硬式野球部は1部で最下位争い、下手したら入れ替え戦行きもあるポジションだし、
サッカーも大学リーグは未だ勝ち点を奪えていないし、JFLでは16チーム中14位だ。
唯一、ラグビーだけが、7人制ラグビーとはいえ早稲田に勝って好調と言う所だ。

こんな状況で、もし、スポーツ振興だけに注力していたらどうなっていた事か?。
アピールポイントが無くなっていただろう。

やはり、私が常々言って来た持論、
「スポーツ振興はスポーツ施設への設備投資と有力選手のスカウティングが出来れば
良いので、どこの大学でも短期間に成果が上がる。故に、強化に成功してもすぐにライバルが
現れて実績を出すのが難しくなる。」と言うのが証明されてしまったな。

だから、スポーツ振興だけに偏ってはダメなんですよ。
就職率や学術と教育の特色など、短期間で成果を出すことが難しい、歴史と伝統を強化する事こそ、
時代に流されない、地道だが確実な受験生から支持を集める方法なのである。

この春のスポーツの不調ぶりを見て、その事は強く確信したな。