次の学長は添田さんだ。そして新入生も順調に集まっているみたいだ。
四年後の今頃の高野山大学には大勢の学生が集まっており、河内長野で立派に育った一期生を送り出している時期だ。

河内長野教育学科の次に目指すのは尼崎聖トマス大学跡での文学部英語教育学科。中学校の英語教師を育成。
教養過程は河内長野キャンパスか、芦屋大学あたりとキャンパスを共用。あそこは芦屋短期大学が募集停止となり空きが多くなっている。
専門過程の施設は尼崎市に借りるか、聖トマス大学跡を買い取った隣の学校法人に借りるか買い戻す。英語教育学科は一学年30人とかならば、残っている少しの施設だけで足りる。
あの場所には聖トマス大学図書館が残されており英語関係が充実しているし、聖トマス大学跡は青少年を育成する施設になっているため、中学校英語教師を育成する学科には最適だ。

いっそのこと賃料の高い難波サテライトを聖トマス大学跡に移転するのもいいかもしれない。
人間学科が廃止になるし、残された密教学科はある所の昇進の条件らしいから入学する人は確保できる。