東京国際大は東京都区部への都市型国際キャンパス構築計画が決議された。
詳しくはサイトトップから、チェック。

どの学部が移るとは断言できないが、国際関係学部・言語コミュニケーション学部
そして日本語学校は、こちらにまとまる可能性がある。
場所は不明だが、早稲田に大学院、高田馬場に日本語学校と系列の一橋学院がある。
このようなことから新宿区周辺になる可能性が考えられるものの
土地の空いている臨海部に射程を定めるかもしれない。

学生は埼玉県出身者が多いが、この計画がうまくいけば
今まで一定程度の志願者・出身者がいた東京・神奈川・千葉あたりから
今以上に受験生が増える可能性がある。

上記2学部と1学校が移転するとして考えてみる。

国際関係学部は教養学部国際学科時代からの伝統学部で
国際教育に関する蓄積が豊富。卒業生が他大学で教鞭をとっており
ここと両者で教育効果を上げることも可能かもしれない。
そういう意味においては、歴史の浅い国際(関係)学部を擁する大学は
戦々恐々なのではなかろうか。

言語コミュニケーション学部は他大学からすれば外国語学部なので
学生の取り合いは避けられず、競合は激化するだろう。
しかし国際関係学部や日本語学校との連携が容易(単位互換など)が
行なわれれば有利となる。

日本語学校は主に留学生向けだが、同じキャンパス内で
大学内の雰囲気を感じられれば勉強への意欲も向上しよう
(現在は高田馬場と川越で離れすぎている)。
日本人のための日本語教育者養成という意味合いも含めれば、面白い存在となる。
前述の国際関係や言コミュとの連携は必須と言えるし、日本人と留学生との交流にも
普通とは異なる角度で影響するだろう。

偏差値の急激な変化の可能性もある。