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『参加していた200人から300人のステークホルダーのうち、8割は企業の
関係者で、その半数以上が米国企業の人たちでした。
それも、カーギル、フェデックス、VISA、ナイキ、グーグル、フォード、GE
など巨大企業ばかり。
また、米国の大企業約100社が加盟する『TPPを推進する米国企業連合』や
米国商工会議所 、米国研究製薬工業協会などの業界団体も名を連ねていました。

米国企業一色に染められた会場で、ステークホルダー会議は始まりました。
ステークホルダーと交渉官を招いたレセプションの主催は在シンガポール米国
商工会議所 。
なぜ議長国でもないアメリカの団体が?と思っていたら、冒頭のスピーチで
代表のアメリカ人が『TPPで自由貿易をさらに促進すれば各国の経済発展は
必ず約束されている』と得意顔 で話しました。

会場のブースで、約70の企業が各国の担当官向けにプレゼンテーションを
行なっていましたが、そのほとんどが米国の企業でした。』