城西大学は、去年退任した前の理事長の在任中に
「4億円あまりの不適正な支出があった」
とする調査結果を8日に公表した。

城西大学の会計調査委員会の報告書によると、水田宗子前理事長は、
母親である名誉理事長に対し、勤務実態がないにもかかわらず、
9年間で2億円あまりの報酬を支払ったほか、
理事会の決議がないまま退職金1億6800万円を支出するなど、
総額で4億円あまりの不適正な支出を行ったという。

大学側は、今後民事訴訟で返済を求めるとともに、
前理事長の刑事告訴も検討するとしている。

http://www.news24.jp/articles/2017/09/09/07372046.html