山陽電鉄の新型車両「出発」 安全性や快適さ重視
http://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201604/0009030633.shtml

山陽電鉄が19年ぶりに導入した新型車両「6000系」の出発式が27日、兵庫県姫路市南町の山陽姫路駅であった。
1人当たりのシートの幅を広げ、各車両に車いすやベビーカーのスペースを設けるなど、安全性や快適さを重視した設計。
式には鉄道ファンや乗務員の家族ら約50人が訪れ、晴れ舞台を祝った。
同車両は3000系の代替車両として導入され、当面は姫路−三宮間で運行する。
5月8日までは姫路駅から毎日2回発車する。
出発式では、第48代「姫路お城の女王」の福本奈緒さん(23)が運転士に花束を手渡した。
午前11時4分、神戸三宮駅に向け、カメラのストロボを浴びながら発車した。
新型車両に乗った高砂市の夫妻は、息子(22)が車掌として6000系に乗務するという。
「きれいな車両に息子が乗ることになり、晴れがましい。一生忘れられない日になった」と話した。
運行予定は同社のホームページで公開されている。