3月26日夕刻、首相官邸にて「新型コロナウイルス感染症の実体経済への影響に関する集中ヒアリング」が行われ、フィットネスクラブ業界を代表し、
日本フィットネス産業協会(略称 FIA)会長吉田正昭氏(株式会社ルネサンス代表取締役社長)が出席し、最初の発表者として、フィットネスクラブ業界の窮状を説明したうえで、救済案を提案した。

安倍総理、麻生副総理はじめ各関係所管の大臣が出席するなか、以下の4点について伝えた。

@フィットネスクラブ(「スポーツジム」)がクラスター発症の代表的な場所ということが拡散されている状況に対して、業界としてガイドラインを作り対応していること、来館時、トレーニング環境、消毒等万全を尽くしていることの説明

A新型コロナウィルス感染状況下、退会・休会の急増による売上大幅減、及び需要期での現在の入会状況の説明、これらに対する補填要請

Bプログラム休止に伴うフリーランスインストラクターに対しての休業補填要請

C沈静化した時の新たな新規入会、利用者に対してのサポート要請

総評では、安倍首相から多くのコメントがあった。特に「特別融資の件と補償についての検討をします。中小企業の深刻さは理解します」と力強い言葉があった。
加藤厚労大臣には、FIA作成の「FIA新型コロナウィルスの対応ガイドライン」を直接渡した。麻生副総理や西村経済再生担当大臣からも励ましの言葉があったとのこと。