>>263
東井スタイルは、ガードからインパクトまで最短距離で打ち、インパクトからガードまで最短距離で、同じ軌道で、もどします。
言い換えれば、振りかぶらない、と言うことです。
もし、アッパーをほっぺの横からスタートしたら、インパクトである顎の高さまで一旦下げて、つまり振りかぶって、相手の顎を打つことになります。
当たり前ですが、ノーガードでいいわけ無いですからガードは必要です。
東井スタイルはほっぺの横、木村スタイルなら顎の下。
しかしアッパーのときだけ、ジャブクロスやフックのガードつまりほっぺの横をすれば、ほっぺの横から、一旦拳を下げて打つことになり、最短距離で打てなくなります。
だから東井スタイルでは、アッパーのときはガードが自分の顎の下になり、そこから相手の顎を目掛けて、骨盤と胸の回旋を使って、肘は約45度に曲げて打ち抜きます。
ニュースクールのアッパーは、ショートアッパーあるいはニアアッパーが多く、ジャブクロスやフックのように身体をたくさん回旋させず、連打しやすい少な目の回旋をした方がいいと思います。