>>94
ジャブクロス連打の際、東井スタイルでは踵を上げて足の親指のつけねの回旋は、基本使いません。
私が上手い会員さんたちから教わり、毎日自宅で鏡に向かってしている練習を書きます。
まずフロントスタンスで、両足踵を下ろし左右均等に体重をかけます。
最初に骨盤の回旋の練習をします。
両手で骨盤を掴みます。このとき両腕の肘は真横に開きます。
そして、肩の力を抜き、つむじから肛門まで天井から一本の糸で吊られているイメージで、若干顎を引きます。
鏡で身体が捻れていないか確認しながらスーパースロで骨盤を回旋させる練習をします。
出来ていたら、ツーツーにペースを早めます。
これが出来たら、
今度は手を左右交差させ右手で左肩、左手で右肩を触り、さっきと同じ要領で骨盤と胸の回旋を練習します。
さらにこれが出来たら、ほっぺの横に拳の第二指と第三指をつけ、ボクシングガードをとり同じ要領で練習します。
それが出来たら、実際に腕をインパクトまで伸ばしながら、骨盤と胸の回旋を確認しながら、腕がインパクトまで伸びているか、打った拳がほっぺより下に下がることは無いか、鏡の自分の顎か口か鼻を狙って打点が同じか、交差打ちになっていないか、
打った手と反対の拳の第二指と第三指が必ずほっぺに戻ってガードが出来ているか確認します。
両脇にテニスボールを挟んでいるイメージで、打つ前、ガードの拳の親指のつけねは必ず天井を向いており、
打ったら拳の親指のつけねはインパクトの時、鏡の方向を向いているか確認します。
フロントスタンスで出来るようになったら、左右コンバットスタンスで同じことを練習します。
要領は全く同じことですが、若干前足体重で後ろ足の踵を上げます。
後ろ足の踵は若干動くことがあるかも分かりませんが、スロー打ちのように、足の親指のつけねで回旋するのではなく、
あくまで骨盤と胸の回旋が東井スタイルの鉄則です。
これも私が上手い会員さんたちから教わったのを自分なりに解釈したもので、実際の東井さんのコーティングと異なることがあるのをお断りしておきます。