看護師の妻と暮らす夫は最強の「勝ち組」

看護学部は恐ろしく「お買い得」

プレジデント 2018.4

看護師という職業が進化している。
4年制の看護学部が増えているほか、東大や慶應、ハーバードには大学院もあり、国際的に活躍できる専門職と評価されている。しかも食うには困らない堅実な資格職だ。麻酔科医の筒井冨美氏は
「いま看護師の妻と暮らす夫は、最強の『勝ち組』ではないか」という――
こうした流れの中で、看護師という職業は、
かつての艱難辛苦の「おしん」的なイメージから、堅実な資格職、そして国際的にも活躍できる専門職として進化しつつある

なぜ看護師の妻と暮らす夫は最強の「勝ち組」か
経済学用語に「エンプロイアビリティ(Employability)」という単語がある。
直訳すれば「雇用されやすさ」であり、「ある職場を解雇されても、すぐに次が見つかる能力」と説明される。そして看護師は、偏差値50程度から目指すことが可能な、
エンプロイアビリティ最強の資格だと思う。
昭和末期の「勝ち組」と言えば「夫:年収1200万円のエリートサラリーマン、妻:専業主婦」が典型例だった。
しかし、日本航空、東京電力、東芝など、どんな大企業であっても、
何が起きるかわからない。
NHKや電通といったマスコミも高年収だが、
過労死・過労自殺が報じられており、労働環境がいいとはいえない。
今後の日本では、「転勤+長時間労働+滅私奉公がセットの年収1200万円夫の片働き」では長く働き続けることが難しい。
それよりも、「夫:年収600万円の中堅IT(在宅・フレックス勤務可能)、妻年収400万円の看護師」のようなカップルのほうが、
ストレスが少なく人生の満足度が高い「勝ち組」になってゆくのではないか。筆者はそう考えている。
http://president.jp/articles/-/25013 👀 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)