ダイヤの輝きは、数値と言うより、複数の数値の相関関係(バランス)による
ファイアも、テーブルパーセンテージを含めた複数の数値とのバランスを見れば、ある程度の予想はつく
予想がつくというのは、明らかにダメなダイヤを弾けるということ
ここでふるいにかけるのは、ハイブランドじゃなくても当たり前
ただ、許容される数値にはかなりの幅がある

カルティエやブルガリでさえ、カットが「ベリーグッド」のものを扱ってることから考えても、数値のふるいがかなり荒いことがわかるよね

そもそも数値といっても、GIAレポートにはマイナーファセットの数値は載っていないし、ファセット同士が反射してどう見えるかは、見て見ないとわからない
しかも、数値は八面体の平均値で、測定誤差を見込んで四捨五入されている(いまのサリネライトの技術なら、もっと細かい数値を取れるはずなんだが)
まともなブランドは、かなり広い幅から、目で見て選んでいるんだよ

ブランドごとに数値の幅があるといったが、本当に美しいごく一部のダイヤは、どのブランドの数値の範囲にも入っている。そういう美しいダイヤを含んだ上で、ブリリアンス側に許容範囲を広げるブランドと、ファイア側に広げるブランドがあると考えるといいかもね