聞く必要はなかった。お相手はまじめだから俺の悪いところもちゃんといってくれたからね
単なる思い込みだと思うけど、勇気を出して言ってくれたのかな、と
「何というか、私の中を見ようとしてくれたのかなって。表層だけの付き合いに見えて」
「そもそも私のことどう思ってたのかなって。当たり障りないようにしてたような気がして」
「無理矢理私に合わせようとしているように見えて、あなたの価値観がわかんなくなって」
「大事にしてくれる、それは感じてたけど…。合わないと感じてからだんだんつらくなってきた」

その一方で良いところもちゃんと見てくれてた
「「大丈夫?」この一言は嬉しかったし、お茶の差し入れとかちょっとした気遣いとか」
「デートもいろいろ考えてくれて、私の好きなものとか好きなこと覚えていてくれて嬉しかった」
「頑張り屋さんで素敵な人だと思う。だからいい大学出て年収も良いんだよね」
「あなたはすごく優しいし、相手を大事にする。きっとすぐ彼女できるよ」

確かに、的を射たコメントだと思う。ぶつかりたくない、嫌われたくないから
恐る恐るの接し方になっていたのは今思えば…。…そもそもこんなこと言えないよな
これから何度も価値観の相違、結婚観などでぶつかっていくから自分からぶつかっていかないと
ダメ、当たり前だけどそれは今後気を付けていこうと思う。腹を割って話さないと
赤の他人同士、わかりっこないんだから…。初歩的なことで躓いてたんだよな

その反面、お相手は俺の良いところもちゃんと見てくれた、本当に素敵な
お相手とお付き合いできた。自分の悪いところも良いところも評価してくれた…

何か、涙が出そうになっててその先はあんまり覚えてないけど
…長いからこの辺でやめようと思う。吐き出したらだいぶ楽になったわ。うん、また頑張るわ!