――活動の手応えはありますか。

着実に社会のムードが変わっていることは感じます。副大臣からは、児童虐待防止への
予算や人員に関する資料を送ってもらっていますが、必要なことが少しずつ整って、
確実に良い方向には向かっていると思います。


●40代目前、体の不調には敏感に

――5月の誕生日で39歳になりますね。

元気ですが、体の不調には気をつけるようになりました。「これは休んだ方がいい」
と思ったら、早めに休みます。若い時は、過労やストレスで心身ともにボロボロでも、
「倒れない限りは気にしない」という感じでした。今はさすがにそれでは厳しいので、
睡眠不足だと思えば、多めに睡眠をとるようにしています。

生活習慣も見直しました。お酒や甘い物、スマホへの依存症になりかけたことがあります。
もともとお酒は大好きで、「ワインやウイスキーはお酒だけど、ビールは水」みたい
に思っていて、仕事があってもランチビールを飲んだりしていました。

でも、妊娠がわかった時からお酒をやめました。その反動で甘い物に走って、スイーツばかり
食べていた時期がありましたが、今は、口さみしい時には干し柿や干しいもを食べています。

スマホもやり過ぎると、肩甲骨が開かなくなるし、呼吸が浅くなったり、目が疲れたりして、
全身の不調につながるように思います。使う場合でも、ダラダラと見ないようになりました。
でも、便利なツールではあるので、子どもにもうまく活用してほしいと思っていて、
時間を決めて使わせ、若い子に人気のアプリを一緒に楽しんだりしています。

――愛媛県ではどんな子ども時代を?

自然の中でのびのび遊んでいました。でも、刺激は少なかったですね。塾も少なく、
東京のように早くから受験というのもなかったです。落ち着きがない子でしたが、
子どもらしい子ども時代を過ごしました。東京の子どもの進路事情を知ると、うちの子は
どうなるのかなと思います。のびのびさせてあげたいけど、何もしなくていいのかなと。