人間には基本的に46本(2本が23対)の染色体がある。とても複雑なので簡単に
言えないのだけど、たとえが血液型で分かりやすいから血液型で例えてみる。
まず、父親がA型(AO型)母親がB型(BO型)しよう。
この場合父親の優性遺伝子がA型で劣性遺伝子がO型となる。そして母親の優性遺伝子がB型劣性遺伝子がO型になる。
つまり、父はA型の特徴を持っているし、A型だが、その裏には特徴として出てこないO型が存在する。
同じように母はB型の特徴を持っていて、B型であり、その裏には特徴として出てこないO型の存在がある。
この父母から生まれてくる子供がO型になる確率は1/4。O型が劣性遺伝子なので父のOと母のOが組み合わさったときだけ
O型の特徴が出てくる。O型は劣性遺伝子であるが(O型が劣っているという意味ではない。AやBの存在があると隠れてしまうという意味)
この劣性遺伝子の部分に何が隠れているかが問題である。世界的な天才的な能力が潜んでいる可能性もある。
糖尿病になりやすい遺伝子が隠れている場合もある。青い目をした遺伝子が隠れている場合もある。(たしか青い目は劣性遺伝子だったと記憶する。)
だから、天才が生まれるか馬鹿が生まれるか、ばくちに等しい。だが、家系にひそんでいる表に出ない
劣性遺伝子の特徴が分かるのはいいことだと思う。