最近、引っ越しをした。
まだ若いからたくさん働けるだろうと仕事をたくさん振られて毎日へとへとで
(年齢的には若くなくて部署内で相対的に若いだけ。独身子ナシなのもあると思う)、
好きな人に興味を持たせることもできなくて、なんだかいろんなことが嫌になってた。
それでも何とか新居に移って、要らないものを捨てて気に入ったものを生かすように
収納したり飾ったりした。
そしたら、学生のとき引っ越しを親が手伝いに来てくれて、
退居する部屋の掃除をしてくれたのを思い出した。
クリーニング入るしある程度でいいよと言っても、時間をかけて床を磨いてくれた。

小さい頃何しても褒めてもらえなくて自己肯定感が低いまま大人になってしまい、
何年も散らかった部屋で暮らしてたのを親のせいだと恨んで生きて来たけど、
ちゃんと私に対する愛情があって、恥ずかしくない生き方をするよう見本を
見せてくれてたんだと思って、感謝とずっと疎遠にしてた申し訳なさで泣いてしまった。

部屋が整ったら、久しぶりに実家に帰って合鍵を預けようと思う。