ありがとう。
思い切り年齢がわかるけど、りぼんのカラーシリーズという付録本を
ずっと集めていて大切にしていたけど、母親と一緒の一部屋のアパートだと
せまくてケンカばかりだったから、大人になって母親ひとりにして家を出た。
田舎は周りの目がうるさいから、ほとんど帰らなかった。

母親が死んで片づけながら、もうとっくに捨てただろうなって思っていた
少年少女空想科学全集など本だけ段ボールに保存されていた。

付録本は捨てられたらしくなかったけど、「たのしい幼稚園」だけ残っていた。
なんでだろうと思ってみていたら最後のページに今月誕生日のおともだちって
コーナーがあって、赤ちゃんの時の自分の写真も載ってた。
父親の名字で載っていた。
父親は生まれてすぐに愛人を作って結婚して出て行ってしまって、慰謝料もなにももらわずに
母親がひとりで育ててくれたから貧乏だったけど見栄っ張りだから本だけは買ってくれた。。

母親が昔だしたんだろうなって思いながら見てたら、
急に、なんで大切にしてた付録の本を捨てたんだって怒りたくなって
怒るにも、もう母親がいなくて、なんで長年放っておいたんだろうって
よけい怒りがこみあげてきて、怒りを向ける母親がいないんだって

愚痴ってごめんなさい。