>>482
エヌ氏はさっそく、穴に不用品をせっせと捨てはじめた。
穴は地球の裏側まで届きそうなほど深く、何でも容易く飲み込んだ。
ところが翌朝、穴は忽然と姿を消してしまい、二度と現れる事はなかった。

それから数年の月日が経ち、穴の事などすっかり忘れてしまったある日、
エヌ氏が散歩をしていると突然、頭上に穴が現れた。
驚いたエヌ氏が穴を凝視すると、奥から何かが降ってきた。
隕石のように迫り来るモノの正体は、あのとき捨てたはずの・・・