「分類は必ず二択」「思い出の品の扱い」は、片付けの全くできない母に育てられた妹(大学生)に言い聞かせたものです
以下に、大学生にもなって、妹が忘れ物や提出期限破りを繰り返した原因を述べます
対策法も同時に述べますので心当たりのある方は参考にしてみてください

●当時、整理整頓の対象になったものの特徴
・ある程度同じ形のものがある=教科書、ノート、雑誌の切り抜きなどクリアファイルに入るもの、パソコンのデータ
 家具などある程度大きいもの、ぬいぐるみや服などは対象外です。
・使用頻度が似通っている=授業で使う資料は週一回、クラブは週三回など、(一日に数回や数年に一回ではない)
・提出期限がある=はっきりとした優先度がある(にも関わらず本人が自覚していない)
・片手で持てる=最重要項目。片付けが苦手な人は片手で持てない重さのものは作らないこと。触らなくなる
要点:目的=「提出物の期限を守り、クラブ活動の事務などで他人様に迷惑をかけないこと」


●整理整頓が困難だった理由
「重さ」と「優先順位付け」は、劇的な効果がありました
逆に言えば、それができていない段階で分類方法を教えても全くだめでした

1、重い
 【最重要項目】
 鞄が重い。バインダーが重い。容量無視で何でも突っこんでいるためとにかく重い
 クリアファイルがパンパンで持つのにコツがいる。失敗すると雪崩になる。プリントが見つからない。そもそも触らない
要点:クリアファイルが片手で持てる重さになるまで細分類する

2、優先順位が無い
 仕事or学業 >> 越えられない壁 >> 生活 > 趣味 > 思い出系
 まず提出期限(学業)。それからお化粧道具(生活)、グッズ(趣味)、その他(思い出)の順に「使いやすいよう」配置
 全てを完璧に平等に整理整頓し使いやすくする必要は無い。割り切ること
 完全スタンドアロンで行っている趣味の物は適当に積んでおいても「本人以外には」迷惑はかからない
要点:他人様に迷惑がかかる順に優先順位を設け、その順に対象物を「使いやすく」配置する