山の中の一軒家で、舗装路のアスファルトを剥がすと、すぐ水の湧く土地。
かり○くの製品で、引き出しは湿気を感じると木が膨張して引き出しの中に湿気を入れません、という触れ込みだった。
かり○くさんは定評のあるメーカーだから、うちの風土気候にあわなかったのでしょう。
引き出しは一年中堅くて開かない。扉も開かない。
無理に開けたらある時、バキッと折れた。(扉の合わせ目)
何より、親がくれたものは使わなきゃ、と最初は思ったし。
斡旋してくれた家具屋さんも既に倒産しているし、畳の部屋に重量級の箪笥を置いたことで、部屋が何となく「ハ」の字の立体空間になっている。
地震があったら圧死するかも。
使いづらい家具を数年我慢して使っているうちに床の変形で家具の歪みが生じたのか益々開かなくなって。
今は箪笥の前にプラの衣裳ケース置いて使っています。
親に貰った物は有難く使わなきゃいけないの、って一種の呪いみたいです。
家具って、その家に住む人が、本当に使いやすい物を使うべきですね…。