ジョジョの奇妙な掃除
人間はゴミを捨てて生きているといってもいい生物だ
その中でおまえのコロコロは この世のどんな掃除機よりもやさしい
だが…ロールが切れたものは もう使えない
どんなスタンドだろうと戻せない… くらえィィィィィィ
カァァァァビ!
きさまにとどめを刺せるなんて!
スカッとするぜーッ!! 「お…おれのせいだ
おれが部屋の掃除をサボってしまったんだ!」
「も…もうこの部屋をなんとかする術は何もないのかッ!?
ぼ…ぼくたち人間はゴキブリの食料になって
滅びるだけなのかッ!?」
「いや! 策はあるぜ!」
『え!?』
「なんだって? JOJO」
「たったひとつだけ策はある!!」
「たったひとつだけ……?」
「ああ とっておきのやつだ!」
「とっておき?」
「はっ JOJO! ま…まさか!
そのとっておきというのは…!?」
「いいか! 息がとまるまでとことんやるぜ!」
「息が止まるまでだと? どういうことだッ!」
「フフフフフフ」
「逃げるんだよォォォー────ッ」
「うわーっ やっぱりそうだったァァァァァァン〜〜〜〜」 あの! 美しい! なんという輝き!
今まで見た何よりもすばらしい……
あの部屋をついに… ついに……掃除したぞ! オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラー!!!