汚部屋時代、3LDKのマンションを、散乱したゴミとパンパンのゴミ袋で埋め尽くしました
特に和室と使っていなかった洋間は天井まで詰め込んでいました
内容はほぼ燃えるゴミとペットボトルでした
それ以外のリビング、キッチン、脱衣所、トイレ、廊下、寝室もゴミ袋が山盛りでしたがなんとか獣道は作っていました
冷蔵庫の中身は言わずもがな
トイレにはウンコがこびりつき、浴室はお化け屋敷みたいでした
やがて廊下、寝室、リビングの電球や蛍光灯が切れていくのですが、脚立を置くスペースが無いために取り替えができず、
最終的にはリビングにいる時は食卓上の電球一個で過ごしました
寝室は常夜灯のみ、薄暗い生活に慣れていきました
そんな状態の中、洗濯機、エアコンも壊れましたが業者を呼べないので新品を設置することができず、
洗濯物はコインランドリーが遠かったために手洗い、手絞り、
真夏でも扇風機一台、窓は網戸が外れていたため大きく開けることはできませんでした
キッチンは食器の山、最後にいつ洗ったのかすっかり忘れるほど
臭いもさることながらコバエが飛び交い、リンゴ型のコバエ取りが3日ほどで真っ黒になりました
私がいたのはリビングの隅っこ、テレビ前の二畳ほどのスペース、そこが自分にとって生活の全てでした
テレビも故障しかけていました
結果的に引っ越しをすることになり業者に依頼をして脱出することができたのですが、なぜこうなってしまったのか?、
きっかけなんてほんの些細なことで仕事が忙しくなり疲れて寝坊が続き、朝のゴミ出しが出来ない日が続いた
明日捨てよう、明後日こそは捨てよう、そのループ
何度かまとめて捨てたことはあったけど、その時点では既に焼け石に水でした
やがて全てがどうでもよくなっていく自分…

業者には100万近い金を払いました
高い授業料でした

初めて話す私の黒歴史です