タワシを愛でるスレ
刺々しいあいつ
でもこっちが優しく接すれば意外にソフトだぜ? どうなるタワシ!?
メラミンスポンジも見守ってるよ。 「さっ、この億ションよ犯人が潜んでるのは」
タワシ(ななんでこんな事に巻き込まれてるんだ自分…)
「私がドアを開けるからタワシが先に踏み込むのよ。そのトゲトゲをフル活用して犯人捕まえるの。わかった?」
タワシ「ラジャー」(ワケわからん…と、とにかく死にませんよーに掃除の神様)
「さっ行くわよ」
ガチャッキィィーと勢いよくドアが開かれた
ワケわからず走り奥の部屋へ入るタワシ。死ぬなタワシ。
パン、パパン、パンパンといきなり銃声のような高い音が響いた
「Happy birthday!でしたタワシ〜おめでとう」
そこには知っている顔ばかり大勢いる
ウェーブ「6月16日誕生日なのに仕事だったでしょ」
バーチヤン「7月2日タワシの日忘れてないよ」
妹「兄貴が仕事ばかりだから皆さん集まってくれたんだよ」
クイックル「さて主役も揃ったし、はじめましょう」
豪華なパーティーのはじまりはじまり
夢…のような楽しい嬉しい一日になりました
おわり タワシ(そういえば、なんとなくずーっと視線を感じる…女の子から注目されてるのかね♪)って振り向くと
「うおぉぅ」
メラミンスポンジたん、もしかしてずーっと背後に…何してるんだw
そう夢のような一日( ̄ー ̄)ニヤリ
夢でもいいさ!
目から水が出たタワシ
庭でキューリをかじっていた愛豚ヌルポを連れ、
意気揚♪々と近所の浜辺に出かける。
途中 真っ赤なスポーツカーに乗ったあわびにあおられるも、キニシナイ!
「マジカル♪ニット♪ニットといったらフフフン 」
えらくなつかしい鼻歌を歌いながら、焦げたトウモロコシ片手に歴史が走馬灯のように…
メラミンスポンジ 最近出会えたモップ君、ブラシちゃんに感謝 「そこはバナナやないかーい」と独りつっこみしつつ
………
ああ、夏の海だ…
ニットちゃんにかっこいい姿をみせたいな……その為には…
「そうだサーファーだ!」と急に思い立ち、
サーフィンの道具一式を店員の言われるがままローンで買ってしまうタワシ
♪
ルネッサァーーーーーンス!!!
開きなおたタワシ
サーフボードに飛びのりキラキラ輝く海へ。
はりきりすぎて止め具もはじけ飛び、毛をまきちらし転倒
「…カムバック。毛ーー!!!!!!!!」
波打ち際、あたふたしている最中うっかりワカメにからまり
若干マリモになる 若干マリモのまま…海からあがると
浜辺を散歩中のニットちゃん発見!
「お〜い、」と元気よく手を振り上げる
こちらをチラリと向いてくれたが
あれ?聞こえてないのかな?
タワシ息を切らしながら走って追いかけ
タワシ「やあ、ニットさん…ハァハァ、お茶でも一緒に…」と息を切らしながら声をかけた
ニット「………」
何も言わず走り去っていってしまった
一夏の恋が終わりをつげた
浜辺に座ってボーっとしてると
真っ赤なスポーツカーから降りてきたアワビに飲みに誘われやけ酒コース。
アワビは話を聞いてくれる
「アワビたん、本当は、本当はいい奴なんだな〜ヒック」
………
その後日
ニット「この前、海で知らない物に声かけられましたが、ナンパって…はじめてかも」とハズカシそうに話すニット
タワシ「え!?」その日って…
まだチャンスはあるぞタワシ
(俺マリモ!だった日じゃね?!)
心臓がプルプルするのをこらえながら
タワシ「そそそそ、そっか…
ふてえ、ふてぇヤロウだ、うん。ド、ドド…どんなやつだったの?」
ニット「 噛みすぎだよタワシさーん w」
そう言って毛をフワ♪フワさせながらにっこり笑ったニットちゃん
………
(! 惚れてまうやろーーーーーーー!!!!)
↑〜タワシ、心の叫び〜
よかった…本当によかった。ちがうやつだと思ってたんだ
ニット「えっと…緑で丸くて…茶色い毛があったような…そう!キウイ
まるまる太ったキウイ
みたいな」
タワシ「そっ……そりゃまた美味しそうな」
タワシ、思考回路がストップ
3本ほど毛がぬける すると
陳「タワシさん、この鍋洗うあるよ。ニットさんはお皿洗うね。急ぐよろしく」大きな声がとんできた
ゴシゴシ鍋を洗いながらアワビたんと酒屋で語り合った事を思い出してた
タワシ「俺は波乗り→タワシさんステキ☆かと思って…あ〜嫌われたんだ〜」
アワビ「あ〜ダメダメだな。回りくどいんだよ。好きなら…
デートに誘え!映画とか食事に」
タワシ「もう遅いよ〜だってよ何も言わず走り去って…」
アワビ「お前マリモみたいだったしなあははっひーおもれぇ
…ところでお前最近やたらハゲてきてるぞ」
タワシ「え゛マジでか…いやいやこれは、冬に備えて生えかわってるだけで…冬にはフサフサに」
アワビ「フサフサにならねぇよ」タワシ「いや、なる」アワビ「ならない」タワシ「なる」アワビ「ならない」
………二人は朝まで飲みあかした
それからアワビたんは職場では
「よ、低所得者!」相変わらず口は悪い…
よし、ニットちゃんを映画に誘うぞ…ドキドキドキドキ ニット「あ、タワシさん知ってます『たわしねこ』て?
偶然ネットでみつけて、すごくカワイイイイん☆ですよ。ぽてぽてしてて☆」
とキラキラの笑顔まぶしいぜ 思わずポーッ…と見とれるたわし
「ちょと!水出しぱなしね、向こう鍋、いもコゲてるよ」
陳さんの声にわれにかえったタワシ
火消しに猛ダッシュ!…
したその瞬間
せっせと作業をしていた
いが栗さんにドーーーンと体当たり。
トゲをもらって少しふっくらする いが栗さん少しハゲたよーな(・_・;)
デートに誘う決意してから1ヶ月過ぎてしまった。
掃除しながら鏡の前で誘う練習した笑顔は自分自身を落ち込ませた
でも今日は…今日こそは…よし今だ!
タワシ「に、ニットさん今度のお休みの日、一緒に映画にいきませんか」言えた
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ…
その時、陳さんが「外にお客さん、お客さん!! カワイイ女の子待ってるね。」と呼びにきた。
ニットさんの返事どころか誘いがちゃんと伝わったのかもわからぬまま陳さんに急かされ表に出たタワシ。
そこにはダスキンのお嬢さんが。「どうしてここに?」と思わず発したタワシの言葉にうつむいていたお嬢さんが顔をあげ…。 ゆっくりと顔をあげたダスキンのお嬢さん、泣きそうな表情で黙っている。何か言わなくてはと焦るタワシもまた言葉が見つけられずにいた。
そこへ陳さんが「せっかくだから今日はもうあがるよろし」と言いながら現れたが、黙ったままでいる2人を見てしばらく、ダスキンのお嬢さんにむかって「あんたウチで働くどうか?」と言い出した。
タワシがまさかそんな…と否定しようとしたその時、目の前のお嬢さんの表情がパァっと明るくなった。 お嬢さんの態度に戸惑うタワシには構わず陳さんが「さっさっ、早く行くね。お茶でもしてデート、デート。お嬢さんは今の話考えるいいね?」と片目をつぶってみせた。
そして仕事をあがったタワシと何かを言いたそうにしつつもタワシを見つめるだけのダスキンのお嬢さんは黙ったまま歩き続けたが、ようやく喫茶店を見つけて席につきココアを注文した。
そしてタワシが声をかけようとした時、お嬢さんが「あのね、タワシさん」と口を開いた。陳さんの店を訪ねてきた時に比べ和らいだ表情ではあるが、やはりためらいが感じられるお嬢さんの態度に「もしかしてお嬢さんは…」と息をつめ体をかたくするタワシだった。 ん〜〜〜お嬢さん…もしかしてもしかして…
ハッ…
夢か…
って、ここはどこだ???
思い出せ〜…確か、いが栗さんにぶつかって…その後…帰り道の階段で100円落ちてたから拾おうとして…ゴロンゴロン…ゴツ…と…!
くっニットちゃん映画誘ったのもダスキンお嬢さんのも
…さすが俺…都合の良い夢をはははは…
で、ここはどこだ? あ、ニットちゃん
ニット「タ、タワシさん、たすけて」タワシの背中に隠れた
タワシ「エッ?」
ニット「ね、ねこが…」 タワシ「ニットさん!自分が囮になるんでゆっくりと、この場から逃げて…ゆっくりだよ、早く動くと危険だから」
ニット「えっでも、タワシさんは?」
タワシ「大丈夫!自分は丈夫な亀の子タワシさ(たぶん)」
と必死に駆け出しニットちゃんから離れ
タワシ「へーい、ねこ君 こっちだカモーン♪」(鍋洗いで鍛えた足ナメるなよ)と俊敏に左右に走り回っると猫の狩猟本能を引き出した
ヌコ「なにゃはははは☆むっはーーー」と目をまじまじとさせて狙いを定めて
ねこパンチねこパンチげしげし、更に噛み付き攻撃〜!
タワシ「アヒャヒャヒャヒャ……トゲぬける」
「ぬこたん、ゴハンよー」
ヌコ「ニャ〜〜イ☆」
ぬこぬこは去った
ニット「タワシさん、タワシさん大丈夫ですか」
タワシ「うん、大丈夫だよ。ちょっとまだ立てないかなwはは」
ニット「もう、あんまりカッコつけないでください」と涙目のニットちゃんの頭をタワシはポンポンと優しくなでた
タワシ「あのさ、クリスマスだし一緒に食事でもいきませんか?」
ニット「えwはい、行きます」と、にっこりで応える
ニット「…でも、ダスキンさんはいいのですか?」
ほぇ!? そのころタワシはお婆ちゃんちの大掃除で体中にこびりついた油汚れが落ちなくて
ひたすらお風呂場に引き籠もっていた
「オレンジ!オレンジの皮の油の洗剤ならきっと!!」
必死で椰子の実石鹸でこするも10年越しの油汚れは半端なかった! 23:25
久々に自分のスレを覗くも保守ばっかりで(´・ω・`)ショボーンなタワシ
「やっぱり時代は激落ち君かよ……けっやってらんねえぜ!」
と、やけ酒かっくらい急性アルコール中毒で救急車のお世話に ホムセンで元祖亀の子たわしが目立たないとこでけなげに
並んでて、あんまりかわいかったんで、ミニのほうを買った。
ずっと変わらないオレンジの紙のパッケージに包まれてなんとも
かわええ。。。 亀の子タワシ買うよ〜
タオルでくるんで壁ゴシゴシする 亀の子タワシとか、ヘチマタワシとか
鉄のフライパンを洗い続けて油でべとべとになってしまいました。
重層とかで煮てみましたがいまいち。
どうしたら元に元に戻りますか? 盆休みで皆が帰ってしまい、使われないタワシ・・・
水切りがいまいちだったせいでちょっと匂ってきた。
どうする、タワシ!? 銭湯・・・か
最近はやりのスーパー銭湯なるものに行って見よう、
そしてサウナや電気風呂、無料でドライヤーも使ってみたい。
そう思い立ったタワシであった。 ステンレススチールたわしを、小さくしたいのですが、
どうしたらできるでしょうか。(↓のような物)
ttp://dkgwnc2vqw698.cloudfront.net/Monotaro3/pi/full/mono05828627-1.jpg
無理に引きちぎる?
端を探して丁寧に分解する?
夏になりタワシはシャンプーハットつけたまま(とれない)サーフボードに乗ってる姿を想像してしまう。
タワシ生きてる〜??
今年もタワシが大活躍するシーズンが来たよ!
ああ、なんとか生きてるぜ。今、箱根湯本にて足湯につかってる。色々あって自転車で旅をしてる。
…一年前のクリスマスから振り返るか…そう、ニットちゃんを助けて食事に誘い、財布の中が2000円しか入ってないこと思い出し「あ、まず銀こぅ…」と言いかけたときに
ニットちゃんがうつ向きながら…
「あ、あの、今日は家族とのクリスマスパーティーがあるので…」
「あ、そうなんだ…じゃあ早く帰らないとね」ザンネン
「だから、ぜひタワシさん、家に一緒に来てください」とニッコリいたずらっ子な笑顔だ
「あゥわ、え?いえ家?いや、こんな格好だし、あっ、よくみたらボロボロ(毛先)真っ黒だゴメン」と慌てて身体の砂ほこりを払い落とし始めた
「w大丈夫です。お礼もしたいので、ぜひ…あ、今、車呼びますね」と携帯をかけ
「リュウ、車お願いします」
え?車?リュウ?!!!
「すぐに車がきますから、あ、背中も汚れてますよ☆」とボーゼンとしてるタワシの砂ほこり払ってくる
「ハッ…あ、ありがとう。でも汚れるから」と言ってると一台のロールスロイスが停まった タワシは命の恩人様
ニットチャンはご令嬢?お嬢?
ニットチャンいつも使うお風呂グフフ
始めましてお父さん許嫁は激落くん
生放送〜激掃除対決婆チャン家の掃除は毒だし?転換期?
シャンプーハットお笑い一発屋
俺モテモテだぜイェーイ
祭後は飲みすぎ注意
いまあの人は?転落人生真っ盛り
自転車ホームレスどうせなら日本一周してやるぜ
…まあ、こんなだ 俺様をタワシ摩擦に使うだと〜
よし、任せろ(`・ω・´) Merry Christmas age!
思わずサンタ帽かぶったタワシを想像しちゃった。
以前、どこかのスレで「コロッケに手足」という誤爆レスを見たんだけど
ひょっとして、タワシのことだったのかなぁ?! http://beebee2see.appspot.com/i/azuYqYmjAww.jpg
もしかしてこれのことか。
これはたわしではない、コロッケでもない。
ケロケロしたものを揚げた、ケロッケだ。 >>398
グロ画像が出てくるのかと思ってドキドキしちゃった。
最も、この生き物が嫌いな人にとってはグロ画像と同等のような気もするけどさ(・∀・;)
「どこへ投下しようとしたか気になるw」というレスがついていてたんだけど
広いようで狭い…というか思いがけない解答レス(?)にビックリしたよ。ありがとう。
スレチでゴメンなんだけど、ひとつだけ教えてちゃんです。
ケロケロは海外では普通に食されていて、鶏肉に似た味で美味しいと聞いたことがあるけど
↑これって、食用だよね??ケロケロ虐待の画像じゃないよね??後者だったら泣くぞ!(>_<) 398だけど、詳細は知らないんだ、ゴメン。
台風がきたときに吹いたスレに貼られてたのを拾ったんだ。 >>400
ありがとう。
きっと、屋台のイカ焼きと同じものなんだよ!
そう思うことにする(´・ω・`)
コロッケといえば、ワラジカツなるものを実際に見たことがあるんだけど
タワシコロッケって、できないかな?!
美味しそうだし可愛いし、タワシAA大好き!(・∀・) ぉ、おいら、あ゛揚げてもおいしくないやい
天ぷらバージョンもカワイイかも 奥様「夕飯は、冷めたコロッケしかありませんけど?」
タワシ 「ヤァ!ミ・∀・ミノ」
主人「き…貴様ァ!!」 >>403
ん〜、確かに温かいほうが美味しいけど、冷めても美味しいじゃん?!>コロッケ
…と思った。
あぁ〜 なるほど!そういうことかぁ!!>冷めたコロッケ
…と気づいた瞬間、冷たいモノが背中を走った(・∀・;)
お皿の上に冷めたコロッケ…恐すぎるってw >>403
解釈しだいでコメディーにもサスペンスにもなるね。面白い!
コロッケに似たタワシ?タワシに似たコロッケ?
今日の夕食はどっち〜? ミ・∀・ミ 人 ミ・∀・ミ “革靴は食べられるのか?”という実験を思い出した。
かなり昔にTVで見たんだけど分解して鞣して食べてたような気がする。 タワシ、あけおめ&ことよろ
擦られたり食われたり大変だが今年もがんがれ
タワシ揚げ じゃない タワシage タワシコロッケって、昼ドラの『真珠夫人』?
あれほど重要な役割を演じたたわしは偉いよ。 いきてたwタワシスレ
レス10でたわ子をお誕生させたの俺。
感動
チラ裏スマソ!
おおおw
>>411
そうなんだ
このタイミング、すげえ再会w
レスついてビビった
たわし起床。
キラキラ光る
雨つゆに洗われた色鮮やかなあじさいをながめながら
ほっとひと息。
あじさいを眺めながら、ほっこりしていたら
カタツムリに体中を這い回られ、おばあちゃんに塩をかけられてジャリジャリに
ばっちゃんそれナメクジ違う、カタツムリやという抗議も虚しくこだまするのだった 寒くなる季節・・・
タワシの毛先はバサバサになってきた。
トリートメントしてくれる彼女が欲しい。
体も寒いが、懐も寒い男によって来てくれるスポンジちゃんなんていませんよなんて独り言ちて涙した。 本当に近頃は寒さで目を覚ますことが多くなってきた。
きれい好きの婆ちゃんは夜の入浴の終わりに、浴槽をタワシでサッとこすりまだ暖かさの残る浴室を後にする。
温もった空気の中眠りにつくタワシだが、明け方の浴室は冷えてくる。
仕事ため起きる時間までのしばらくの間、タワシの心に浮かぶのはダスキンのお嬢さんだ。
そう、あの日もこんな寒い季節だった。2人でココアを飲んだあの日。あれは、2009年11月10日だった。。。そうか、2年前の今日だった。
あれから2年、タワシは今でも陳さんの店ではたらいている。 >>423です。連投すまそ。
実はなんとなくタワシスレ思い出して来てみたら書きたくなって。。。
書いてる途中に前に書いたのいつかなって確認したら、なんと2年前の今日でした。
なんだか目に熱いものが。。。 みんなの心の片隅にそっと生きてるたわし
明日も明後日も、ずっとたわしはほんのり幸せ あの日、ココアを頼んだタワシとお嬢さんの時間は確かに存在した。だが、運命のいたずらかタワシはそれが夢であったと思い込み、それゆえにタワシの人生は違う方向に向かったのかもしれない。
いったいあの日、そしてあの日以降、タワシに何が起こったのか。
明け方の寒い浴室で一人ダスキンのお嬢さんを思い出すタワシの脳裏にあの日の喫茶店の光景が浮かぶ。 運ばれてきた熱いココアの湯気のむこうでまだためらいをうかがわせつつ口を開いたお嬢さんから聞かされたのは、タワシへの愛の告白ではなかった。
「あのね、タワシさん、私はお試しガールズであのお家に行って、本採用になったでしょ? でも、最近、新製品の子がお試しで採用になって。。。」
お嬢さんの話は新製品に職場を奪われ仕事がなくなってしまいそうだということだった。
だから、陳さんの申し出を考えてみたい、お店の様子を教えてと期待に満ちた瞳でタワシに問いかけるお嬢さんの声は、だがタワシの耳には喫茶店のざわめき以上のものとして届かなかった。 悩みを打ち明けたことで気持ちが楽になったのか、笑みさえ浮かべタワシに問いかけるお嬢さんとは逆にタワシは恥ずかしさにいたたまれない思いでいた。
お嬢さんから告白されると思っていたなんてなんてみっともない。。。落胆をお嬢さんに悟られているんじゃ。。。タワシの頭の中は自分のことで一杯だった。
うわの空のタワシに気付いたお嬢さんが話を止め「タワシさん?」と聞く声が耳に入りようやく我にかえったタワシ。
動揺と共に思ってもいなかった言葉を発していた。
「ウェーブ君は? 彼に相談した方が良かったんじゃないか? 彼の方が人気だし若い人の家にはウェーブ君だろ?」
キョトンとタワシを見るお嬢さんの顔に言葉を止められず投げかける
「良くデートしてたよね?似合いのカップルで応援してたんだぜ。」
お嬢さんの口元から先ほどの笑みは消え、「タワシさん。。。」と言いかけたまま不意に立ち上がった。
見上げるタワシにむかってなのか独り言なのか、視線を合わせずお嬢さんは一言呟いた。 「タワシさんも私と同じ気持ちだと思ってたのに。。。」
そのままお嬢さんは席から離れ走るように出口に向かって行った。
慌てて追いかけようとしたタワシだったが、立ち上がった勢いでテーブルに当たりココアのカップをひっくり返してしまった。
元に戻そうと手をのばしたひょうしに今度はお嬢さんのカップをぶつけ床にココアをブチまける。
お嬢さんを追いかけることもかなわず、周囲の視線を浴びながら自らの身体を使い床掃除をするタワシ。
ココアのほろ苦く甘い香りがまるでせつなく淡い恋に突然ついた傷を優しく包むように漂っていた。 再び大掃除の季節がやってきた。
タワシはクリスマスのイルミネーション輝く並木道を横目に婆ちゃんの家と陳さんの店との往復する毎日を送っていたが、クリスマスも終わり2011年も残すところ後少しだ。
きれい好きの婆ちゃんと派手なことの好きな陳さんのおかげで大忙しのタワシであったが、やはり夜眠りに落ちる前と明け方にはお嬢さんのことが頭に浮かぶ。
あのココアの香り漂う苦い思い出。
その日からタワシとお嬢さんの歩く道は交差することなく2年の月日が流れていったのだろうか。
今朝も出勤前のひと時、タワシの心は過ぎていった時にあった。
うちの亀の子だわし、シンクだけじゃなくて風呂掃除にも活用させてる。 たわしはよく失敗するから、ばーちゃんに裏庭の柿の木に縛られて吊されるんだ
でもおかげでいつもよく乾いて清潔なたわし
爽やかイケメンを自負している 振っても振っても、水がきれないんだよ…。仕方ないの??