強姦被害者を黙らせる日本。レイプ認知件数の少なさを示すデータからわかること
http://spotlight-me dia.jp/article/321929198058294929

先週は貧困女子高生叩き、今週は強姦被害者叩きと、どうしようもない状況が続いています。
彼女たちの容姿などに言及したプライバシーなどを侵害するような酷いものばかりですが、
共通しているのはどちらも被害者・当事者が女性であるということです。

これが男性だったら年齢や容姿などで、ここまでバッシングされることもなかったのではないでしょうか?
当事者・被害者をバッシングする風潮が強い中で、彼ら・彼女らが声をあげることは非常に難しいものです。

特に、レイプ事件に関しては、警察や医療関係者、第三者によるセカンドレイプも問題となっています
(「なぜレイプ被害者が何もかもを失ってまで犯人を追い詰めなくてはならないのか。『涙のあとは乾く』」)。

今回の事件でも被害者非難、被害者のプライバシーを無視するような
マスコミやネット民のあまりの酷さにも注目が集まりつつあるようです。
セカンドレイプの問題については、既にネットに複数の記事が上がっているのでそちらを読んでいただくとして、
今回は日本がいかに「声を上げづらい」状況にあるかについて考察していきたいと思います。

これまでも少し触れたことがありますが、日本はレイプや性犯罪について声が上げづらい国です。
またジェンダーの平等性に関しては、大きく他の先進国から引き離されており、
女性をめぐる様々な問題が「そもそも問題だと認識されていない」状況ともいえます。