JAふくしま未来(福島市、菅野孝志組合長)は6日、伊達地区(伊達、桑折、国見3市町)の支店の20代男性職員が、顧客の80代女性の口座から1021万円を着服。
刑事告発する方向で検討。同日、懲戒解雇。
渉外担当だった男性は昨年9月15日、1人暮らしの女性の定期貯金口座の解約と、普通貯金口座の開設の手続きを担当し、女性が書いた暗証番号を盗み見るとともに、女性から通帳を預かった。
同日から今年8月7日まで37回にわたり、現金自動預払機(ATM)で女性の新しい普通貯金口座から3万〜50万円ずつ引き出し、着服。
金はパチンコ、スマホゲームなどの遊興費や生活費に充てた。