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1988(昭和63)年 上記事件を受けて「精神保健法」改正:
ようやく「任意入院」(患者本人の同意と意思が最優先)が法定化。それまで強制入院しか法定されていなかった。

1997(平成9)年 大和川病院事件:
入院患者の不審死が26件明らかになる
精神病院不祥事件が語る入院医療の背景と実態――大和川病院事件を通して考える

2000(平成12)年 介護保険制度施行

2001(平成12)年 朝倉病院事件:
人権無視の拘束、不必要なIVH(中心静脈栄養)注射、老人患者40名の不審死。

2001(平成12)年 箕面ヶ丘病院事件:
10年間、違法拘束された患者は「ポチ」と呼ばれていた。

2006(平成18)年 障害者自立支援法施行

2009(平成21)年 貝塚中央病院にて精神科患者が拘束死:
【違法拘束】精神科患者死亡めぐり「貝塚中央病院」元看護師を逮捕|ケアマネタイムス

2013(平成25)年 国連人権理事会が日本政府に警告:
精神障害者が、自らの意思に反して、長期間にわたって「社会的入院」されていることや、身体拘束・隔離が過剰に用いられていることを警告

2014(平成26)年 障害者権利条約を日本が批准

2015(平成27)年 石郷岡病院で、准看護師による患者の暴行死が発覚:
弟のこと。〜その陽はまだ沈まない〜(ご遺族のブログ)

2016(平成28)年 相模原障害者施設殺傷事件:
知的障害者施設に、元職員の男が侵入し、19人を刺殺、26人に重軽傷を負わせた。
相模原障害者施設殺傷事件|Wikipedia
流れの一覧化を重視したため、ものすごく大雑把な説明になっている。
戦前からの、「精神病者は去勢してもいい対象(つまりは人権無視)」「治療ではなく隔離・監視」という流れのまま、
私立精神病院の乱立が進み、