【大阪】「入管で暴行され骨折」トルコ人男性が国を提訴 2018/5/29 朝日
大阪入国管理局に収容されているトルコ国籍の男性が職員に暴行され骨折したとして、国に賠償を求めて訴えを起こしました。
弁護士が公開した映像は、入国管理局にある防犯カメラの映像です。複数の入管職員が男性を押さえつける様子が映っています。

訴状、難民申請をしているトルコ国籍の男性(34)は、●以前、オーバーステイをして入国できない期間に来日し、大阪入国管理局に収容中。
そこで処方された薬を飲んだことを確認するため、職員に口を開けるよう促されたことに激高し、壁に本を投げつけたところ、別室に連れていかれて押し倒され、肩を骨折した。

男性は「うつぶせで動けない状態で暴行された」などと主張し、国に約450万円の賠償を求め、きょう、大阪地裁に訴え。弁
護士は、会見で「権力を行使する者が、被収容者の人権に配慮するような体制ができなければいけない」。「大阪入管では重傷事件が後を絶たず、その姿勢を正したい」。
大阪入管 「訴状が届いていないため、コメントは差し控える」