ドイツでは、1日10時間を超える労働は法律で禁止されている。労働条件を監視する役所が時折
労働時間の抜き打ち検査を行い、1日10時間を超える労働を組織的に行わせていた企業に対しては
最高1万5000ユーロ(約172万5000円)の罰金を科す。
ある企業が長時間労働をさせていたことがメディアで報じられると、優秀な人材が集まらなくなる。
ドイツ人は「ワーク・ライフ・バランス」を重視している。このため、企業は優秀な人材を確保するためにも
労働条件が悪いという評判が立たないように神経を使う。