「ホールに車椅子で座っていらっしゃる患者さんの多くが、つなぎ服で車椅子に身体拘束されてテーブル
に付いていました。」

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精神科病院における身体拘束が、2003年に5109人だったものが、
2011年は9254人までさらに増え、2013年比1.8倍になっています。

しかし、この中にはブログにあるような「車椅子に身体拘束」は十分反映されていません。←●ココ
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というか入っていないものが沢山あります。

何故なら、日精協と旧厚生省間の疑義照会に対する回答で


  「寝たきり予防や食事のために移乗させたり、車椅子での移動の際の車椅子からの転落・ずり落ち防止のための

  ベルト等を使用することは、身体拘束に当りません。ただし、恒常的にベルトで固定する場合には身体拘束に当ります」


などと実質的にどうにでも判断できるいい加減な取り決めをし、これを「精神保健実務マニュアル」などとして
日精協会員病院に配布しているからです。

http://www.yuki-enishi.com/senryaku/senryaku-20-4.pdf