カール・マルクスの唱えた資本主義→社会主義→共産主義への移行。
ようは、出来レース宣言ですね。
じつはこれにもう1つ「→」を付けると、それが現在の世界と一致してよく解ります。

資本主義→社会主義→共産主義→資本主義→社会主義→共産主義→(以下、無限ループ)

カール・マルクスが共産宣言をとなえてから約150年余り。
資本主義がカール・マルクスが用意したものでなければ、このループが繰り返される訳もないのです。
(リンカーンはカール・マルクスのお友達。というよりは部下。)
そして、その150年余り間に自由な社会にも関わらず、その3つ以外の主義、思想が発明、勢力拡大をして来なかったことそのものが不自然です。
これは、それ以外思想が自由とは名ばかりで弾圧されてきた事を示します。
現在の状況はカール・マルクスが思い描いた出来レースの中で、

「(共産主義の偽装崩壊)→資本主義→共産主義もしくは社会主義。本体なので、どちらでも良い→(以下、また無限ループ)」

と、ループの補足も付けると、このあたりですかね。
当然、資本主義はマルクス主義へとスムーズに移行する為に、不自然な格差を付け、悪役を演じますが。
カール・マルクスは共産党宣言の中で、自分の民衆に対しての支配方法をけっこうバラしてしまってるんですよ。
犯人が雄弁に語りすぎて、犯行を自供してしまった、という感じで。
現在のマルクス主義のやり方にまで継承されている、そういう詐欺師なやり方を見極めるのも共産党宣言の楽しみ方です。
以上、「注釈の人」こと、荒谷直人が投稿させて頂きました。