去年の暮れに横浜大口通りで通り魔の事件をTVで見て思い出したけど

1990年の初夏
大口駅の西口に献血カーが止まっていて
当時18歳で高校を卒業して専門学校に入った私は
学校帰りにたまには良い行いでもしようと
その献血カーで献血する事にした(実家が大口駅の東口側だったのでついで)

自分の順番がまわって来たので左腕を出すと
看護婦が「あ、いっけな〜ぁい」とか言いつつ
同じ穴から抜き差し抜き差しし始めて1つの穴につき10回ずつ位抜いたり挿したりし
穴が10個位になった

左じゃ取れないから右腕出して(ハァト
と言って今度は左腕を出させると
又左の時と同じ用に何十回も抜いたり刺したりし始めた

あまりの痛さと流血に私がガクガク震えていると
もう一人の看護婦さんが来て
「ちょっと○○さん何やってるの?変わるから・・・」と言って
今度の人はすんなり普通に血管に針を入れて献血し始めた

献血が終わるとそのまともな方の看護婦さんが
「ごめんね、これで献血嫌いにならないでね。」とつぶやいた。

余りに何十回も抜いたり刺したりされたので
両腕の流血は次の日になっても止まらず
学校で同級生達に見せると皆ドン引きで
「それって絶対わざとじゃない?赤十字って凄く嗜虐心の強い人もいて怖い噂一杯あるよ。」
と複数の人から心配された

なので大口の献血カーには要注意です