「いやらしい目で見て欲しいのか、見て欲しくないのか、本音がわからないことにはな…」

「えっ?何か言った?…え、どうして泣いてるの?」背中を向けていたゆづぽが布団の中でこちらに向き直る。
私も歳を取ったらしい。思ったことが知らぬ間に口から出てしまう。
「卒業するらしいじゃないか、ゆななが。」
はぐらかす。
「ゆななさんのこと好きだったんだ?おじさんも。寂しいよね…?」

〜私がゆななと話したのは二度だけだ。一度は個別。初めては革命の丘のお渡し会。鎌田とさきぽん、そして、ゆななの三人だった。

初心者だった私は「さきぽんしか知らないんだ。これから覚えていくからよろしく。」と失礼なことを言ってしまったのを覚えている〜

ゆうかたんが辞めないにはどうすればいいか。それを考えていたはずだが、どうでもよくなった。
ゆづぽがちつちやい胸に私を包んでくれている。
―泣いていた。私と一緒に泣いてくれていた。

ゆっくりと下腹部に向けて体を沈めていく。「…やっ…ちょっ…!」
ゆづぽは私の頭を抱えて、拒否する素振りを見せる。しかしその腕に力は感じられない。
「暖かいな、ゆづのここは。」
パジャマのズボンを下ろし、ゆづぽの股間に顔を埋める。
「もう。エッチ…!」

(もっと裸の心を見せないか)
声に出さず歌っていた