yusuke takenaka
一般公開
7月4日, 20:06
<ドキュメンタリー映画について>
先ほど発表されましたが、今年の秋公開に向けて
ドキュメンタリー映画を製作しております。

実は、この映画のきっかけは自分ではなく
自分が所属していない、TBS映画の部署です。

込山さんや岡田奈々さんの裏ストーリー、
意外にマンゴー公演ドキュメントの放送を
たまたま見ていた映画部の先輩がいて、

「TBS映画として48のドキュメンタリーができないか?」

という相談を昨年末に受けたのです。

そして、2018年というタイミングということもあり、
映画部と相談の上でSKE48ドキュメンタリーでいこう!
という流れになったのです。

昨年後半はSKE48関連の話題も多く、
SKE48への期待感が高まっている
ことを映画部の人たちも感じていたことが大きな要因でした。
これは SKE48メンバー、マネージメント、ファンの皆さんの一体感が生み出した成果だと思います。


なので、実は今年の1月から取材は始めていました。
まだ映画製作が100%決まっていなかったので
メンバーのみなさんにはゼロポジのカメラ、
と言っていましたが・・・

映画公開への諸調整、秋元先生との打ち合わせを経て
やっと発表できることになりましたが、
今回は今までの48ドキュメンタリー映画とは
全く違う座組みだしテイストになります。
なぜなら、この映画は

「SKE48の映画」ではなく、

「TBSが製作する”アイドル”のドキュメンタリー映画で、
 その題材がSKE48」だからです。
これまでの映画よりは、自分が今まで製作してきた
裏ストーリーの流れに近いと思われます。

また、ドキュメンタリー映画なので、
大きな展開ではなく限られた館数でやると思います。
SKE48ファンの方にももちろん観て欲しいですが、
ファンではない”ドキュメンタリー映画好き”にも
刺さる内容を目指していくつもりです。

自分も一緒に製作する鈴木Dも、もともと
”アイドル好き”ではありません。
ただ、一緒に仕事していくうちに48メンバーのみなさんの
本気さや葛藤を見て感銘し、その想いで
ドキュメンタリーを製作してきました。

しかし、世の中の見方は違います。
アイドルへの偏見もあるし、
アイドルファンへの偏見もあります。
(僕も社内で変人だと思われている)

あんなに懸命に夢に向かって打ち込んでいるのに、
あんなにピュアな気持ちで応援しているのに、
偏った見方をされてしまうのは僕らメディア側の
責任もあります。同業者として本当に申し訳ありません。

だからこそ、このドキュメンタリー映画は
”アイドル”という世界の見られ方が少しでも
変わることに目指します。

今回はSKE48が主役ですが、そもそも僕はAKB48の番組が原点だし
込山さんや岡田奈々さんのドキュメンタリーがこの機会をくれたので、
AKB48グループ全体にプラスになる映画にしたいのです。

たまたまですが今年の総選挙で、
以前ドキュメンタリーを製作をさせてもらった岡田奈々さんが
「自信を持ってオタク人生を貫いてください!」と
言ったことがあまりにタイムリーで本当にびっくりしました・・・

題材がSKE48になったということで、SKE48に力を入れすぎだ、という批判もあると思いますが、

僕は今は、SKE48冠番組のスタッフです。
48グループ全体に関わる運営スタッフではありません。

多くのSKE48メンバーと絡む機会も多いし、仕事において
全員一生懸命やってくれています。レギュラー番組をはじめ
特番や関連イベントもうまくいき、本当に感謝が尽きません。