私はもうずっと長いこと、公演に出ることにも、握手会に出ることにも、何かを表現することにも、喜びを感じなくなってしまった。

ステージ裏に戻って、ライトがすべて消え後、熱狂的な聴衆の絶叫をもってしても、
聴衆の愛と崇拝を喜び楽しんでいた他のメンバー達が感じたように喜び楽しみを感じることはできなかった。
他のメンバー達みたいにできるのは本当に立派だし羨ましいと思う。

自分だってみんなに嘘をつくの嫌だ。ただの一人も騙したくない。
自分が考える最も重い罪とは、100%楽しいのだと嘘をつき、ふりをして、人を騙すこと。

時々ステージに出て行く前にタイムカードでも押しているかのような気分にかられていました。



感謝しなくちゃいけない。だから出来る限りの力を尽くしてがんばってみました。(本当です、信じて下さい、それでも足りないくらいでした)。
自分や自分達が沢山の人達に影響を与え、そして楽しんで貰えた事は重要だと思っています。


自分はあまりにも繊細すぎたかも知れません。
子供のころに持っていた熱狂を取り戻すには、少し鈍感でなければならないのに、あまりにも神経質で感じやすい。

みんなやファンにはすごく感謝している。それでもこの不満、罪悪感、感情は解消できませんでしま。

人間みんなどこか必ず良いところがある。だから本当に人が好き。あまりにも愛しているので悲しくなってしまうんです。





自分は惨めで、ちっぽけな、何の価値もない、救いようもない。どうして楽しむことができないのか。分からない。

ただ、良い時期もあった。すごくありがたいと思えるような、そのことには深く感謝している。
だが、7歳の時からあらゆる一般人を憎むようになってしまった。
なぜなら他の人間はあまりにも簡単に他人の感情を共感しあっているから。
なぜなら自分は人間を愛し人にとても気の毒な気持ちでいるからだと思う。

この焼け付いて吐き気のする胃袋から礼を言うよ。今まで手紙をくれたり気にかけてくれてありがとう。

自分はすごく気まぐれな人間だから、情熱がもう情熱が冷めてしまった。



だから覚えておいて、

徐々に色あせていくなら、いっそ燃え尽きたほうがいい

ピース、ラブ、エンパシー   


私がいなくなったら、もっともっと幸せに過ごすことができるみんなの人生のために。

アイラブユー。愛してる。