普通の女の子になりたいと言って卒業したくーみん。
忘れられず会いたいと願った亡霊。
普通の女の子の憧れ「オシャレなカフェの店員」になったくーみん。
情報を聞きつけ会いに行った亡霊。
ちゃんと会えるように「恋愛禁止じゃない事務所でタレント活動をする」という職業を選んだくーみん。
会えるようになってとても喜んだファンたち。
お金を稼げるようになった事務所。
1人の女の子として恋をし、結婚をすることにしたくーみん。
それを言わないように操った事務所。
言うべきなのに言えない、いろんな罪悪感を引き受けながらできる限りの抵抗をしたくーみん。
状況が飲み込めず心配したファンたち。
嘘に嘘を重ねた事務所。

お前らが何に怒っているのか分からない。

心の整理に時間が掛かるのも分かる。
今は誰かのせいにしておきたい気持ちも分かる。
でもお前が発した一言一言にいま、お前が大好きだったはずのくーみんは傷付いてるんじゃないの?