あのヒールカップのデザインは1920年、30年代の靴のデザインのリバイバルです。
ノーザンプトンの靴博物館や、靴のカタログなどに載っています。Hughesなどのデザイン
もそうですし、チェスターフィールドのショートウィングなど、全てとてもクラシックな
その時代のデザインのリバイバルです。勿論トニーオリジナルのアンティーブスや、色々
オリジナルデザインの物もございますが、殆どのデザインモチーフは20年〜30年代の
デザインを踏襲しています。ラストシェイプ関しても同様で、その頃はデコスクエアや
デコラウンドのようなトウシェイプも多かったんです。

ですので、今イングリッシュクラシック等と言われるラウンドトウシェイプは戦後の
ミッドセンチュリーのデザインですね。