>>12
詳しく教えて上げよう!
クラックの原因の多くが革の屈曲によるものだけど、屈曲しない靴は無い
ならば屈曲すると何が良くないか?
皺が深く入って行って破綻するから

紙でも鉄板でもワイヤーでも屈曲を繰り返すと破綻する
鉄板でもワイヤーでも乾燥した状態が一番脆くて直ぐ破綻する

しかしグリスで乾燥を防ぐ事で屈曲耐性は高まる
乾燥した紙を屈曲するより寧ろ湿らせた紙の方が屈曲に強い

革の場合、そのままの理屈では無くスチームアイロンで水分と油分を補給しつつ皺自体を伸ばす事が出来るから覿面な訳

やり方はジャストからハーフサイズ上げたシューツリーを靴に入れ、自分の場合はペッカードを使うがデリケートクリーム等の油分を先に多めに塗り込む
そしてスチームアイロンでスチームを当てる
するとシューツリーの型に沿って革の皺が延び、且つ水分の蒸発と供に乾燥して元に戻る

ただ単に元に戻るだけじゃなく水分自体それまでより補給され更に先に塗った油分も吸収され非常にコンディションが良く成る

これをやればクラック知らず