>>甲周りから踵にかけて大きな面積を有する革をシームレスにしなくてはならないのと、
  2枚革の外側の革(踵部分だけの革)をシームレスにすれば良い、では全く条件が違いますよ。

>シームレスにすること自体の難度はフロントのどこまでパターンが繋がってるかでかなり変わるが
>踵自体の立体の成形性そのものは二枚革の外側も内側も大して変わらない

冒頭の文を読めば、2枚革の踵部分だけの話をしているのではなく、一般的なシームレスヒールと2枚革の外革踵部分だけがシームレスの違い、を話してるのはお分かりになるかと思います。
そして、あなたの書き込みは、二枚革の外革の踵部分だけをシームレスにする事はできたとしても、一般的にシームレスヒールと言われるフィリップのような甲周りから踵までをシームレスにする事はかなり違う話、と認めたという事ですよね。

とすれば、テリーさんやロブが「シームレスヒールは問題あるからやらない」と言った話を、あなたが「嘘っぱち」とおっしゃった根拠は「2枚革にした時に(外革の踵部分を)シームレスにする場合が多いから」なので、その根拠は崩れたという事ですね。

その根拠が勘違いならば、職人の主張を技術が無い・手間を惜しむための嘘っぱちといった事については、もう少し明確な根拠が見つかるまで訂正した方が良いのではないですか。