ドイツ系コンフォートシューズのビルケンシュトックとかストロバーだとインソールの立体形状で踵をホールドしてくるんだよね。
それでもって踵をしっかり使い倒した歩き方をさせる。
そういう歩き方をさせる靴を履きはじめたら、「小学校低学年のころに背負いこんだ右足の捻挫癖とO脚」それから「定期的に発生していた腰痛」がどっかに消えた。
履くだけで健康になる靴があるのなら、履くだけで不健康になる靴だってあるはず……そう思ったら怖くなってそれまで持ってた靴は総てポイ。
イギリスあたりのちゃんとした靴は、方式は保守的でもドイツの矯正靴と同じことをやってるのが判る。
ポイントは踵の安定と土踏まずのホールドだ。
どっちに力点を置くかで流派の違いはあるけど、土踏まずより前の部分をホールドする必要は特に無い。

リーガルの靴は靴紐を適切に閉めないと、土踏まずも踵もホールドが甘くなるんだよね。
緩く履くと体に叩き込まれたドイツ流の歩き方ができないで、忘れたはずの昔の歩き方をしているのに気づかされる。
2235はオールドモデルだから「今のリーガルの理論」を体現しているとは言えないだろう。
リーガルショップで最新モデルを見たが、踵は改善されているように見える。
買ってみるのも面白いかもしれないね。