>>115
えええ、いろいろ間違っているのでどこから手をつけたらいいのかという感じですが、順番にいきましょう

繰り返しますが、PFC比を記載するときにはカロリー比率で、Cにはnet carb(利用可能炭水化物≒糖質量)、すなわち血糖上昇に寄与する成分(糖新生の基質となるフルクトースなどの単糖類も含む)を算入します。
食物繊維のカロリーは無視されることが多いですが、計算を行う場合は1gあたり1kcalとし、Fに算入します。

>>117
>ただし食物繊維は腸のコンディション次第で利用可能炭水化物に転換される

この説明は一部誤りで、
食物繊維は腸内細菌叢の発酵を受けて短鎖脂肪酸short chain fatty acidに変換され、大腸粘膜上皮のエネルギー源として消費されます。
すなわち食物繊維がエネルギー基質として利用される場合は血糖上昇に寄与しない脂肪酸fatty acidであるので、PFC比ではCではなくFに算入するのです。

食物繊維の熱量(エネルギー)について
http://www.jfrl.or.jp/jfrlnews/files/news_no34.pdf

ここ↑に紹介されているように、食物繊維の種類によって発酵効率が異なり、利用可能カロリーは1gあたり0kcal、1kcal、2kcalと幅がありますが
実際の生鮮食材中における食物繊維の種類別分画比率は測定困難なのと総量が少ないことから、1kcal/gで概算する場合が多いです。