>>412
中一と中三では、やっぱり泣くときの心境は変わった。
中一の頃は、ただ責められて怖い、でも悔しいって感情だけで、一定のラインを超えると大粒の涙ぼろぼろ、大きくしゃくりあげ。最終的には泣き声引き伸ばして泣いてた。
泣くまでは必死で我慢した。涙がかなり大粒なのも、泣き始めに6粒くらい同時にこぼすのも自覚してたから、涙が溢れる瞬間を見られるのが嫌だった。
(そうして堪えて大量に涙溜めるから、余計ぼろぼろ出るんだけどな…)
でもいざ大粒の涙がボタボタっ、の瞬間には諦めがついて、ある種安心して泣きじゃくれる自分もいた。
中三では泣く回数も格段に減ったけど、それなりに体格も大きくなってきてたから、やっぱりただただ情けなかったな。その場で堪えてトイレでこっそり泣いたこともあった。

今思えば、小5までは週1、2回泣いてた。例によって泣き声堪えられず、その場で自動的に「うぇーーえぇーーえーーーん」と大号泣。
やっぱり、小6以前でも、かなり大粒の涙が次々に頬を伝うのは意識してた。大泣きするほど涙が熱く感じたし、筋も太かった。
それもだけど、涙がどこに落ちたかを一番意識してたな。大泣きしながら一瞬ちょっと我に返って、床に落ちた涙を確認したり。

よく机や床に水溜まりも作った。
ピークを過ぎてから、長々泣いて大きな水溜まりを作ってる最中は、不思議と苦しくなくて、むしろリラックスして気持ち良いくらいだった。ただ泣き声が出て、大粒の丸い涙の滴が飛沫を上げて落ちていくだけ。
でも、目鼻痛くなるほど、喉が枯れるほど号泣して、なおもいじめられたり責められたりしながら大泣きするときは苦しかった。本当に苦しいときは、逆に涙が出ないこともあった。

自分は全てにおいて劣等生で、性格も幼かった。
学童保育では下級生とばかり遊んでたし、5年のとき、2年生の子と喧嘩して同時に大泣きしたこともあった。
2年生の子が少し先に泣いた。「わぁーん」と大声上げて、大粒の涙が両目から一粒ずつゆっくり流れてた。
その後自分もトドメを喰らって泣いたが…。多分その子よりずっと大粒の涙が、両目で5粒以上同時に頬に筋を引いて、自分でも驚いた。
しかも、相手の子は数分で泣き止んだのに、自分はボロボロ涙止まらず、他の下級生にも笑われる羽目になった。
このときが初めて強烈に泣き顔を意識した瞬間かな。

>>415の返信だけど、やっぱり泣き顔をいじられることは多かった。
特に涙の量については何度も言われた。
高学年になると女子が大人びてきて、自分のような鈍臭いタイプを年下扱いしてきたりもした。
机にできた水溜まりを「びっしょびしょじゃん」と人差し指で突かれたり、「涙すごい出てるー」と笑いながらティッシュ押しつけられたこともある。
男子や一部の女子からは、「涙の量多いね」「大洪水だ、きったねぇー」とあからさまに馬鹿にされて悔しかった。
中学で弘樹が涙の量をいじられてるのを見るたび、幼い日の自分と重ね合わせて同情してたな。