小学校は1学年2クラスだったよ。やはり小さい子に泣き顔見られるのは辛かった。
6年で、1年生の教室にお世話に行ったとき、班にガキ大将がいた。
入学したての子たちが見てる前で、思いっきり顔面にグーパンチされて、大粒の涙をこぼして号泣したこともある。
「お兄ちゃん大丈夫?」「泣かないで」と不特定多数の1年生に慰められ、やんちゃな子には「大きいのに泣いてるー」と冷やかされた。情けなくてますます顔が真っ赤になった。
ちなみに殴られた原因は、ガキ大将が1年生の子を泣かせていたのを庇って反撃された。

>>385で中一で泣かされたときもそうだけど、このガキ大将のせいで号泣する回数も倍増、かなり恥をかく羽目になった。

部活で1つ上に、憧れてた女の先輩がいて、その先輩にも泣き顔を見られた時はショックだった。
中一の冬に、課外活動(雪かきボランティア)でガキ大将に雪玉をぶつけられ、顔面に当たったときも泣いた。
寒さも相まって目鼻は究極に赤くなって、風のせいで涙もぽろぽろ繋がって出た。
拭っても拭っても止まらなくて、号泣を証拠づけるようにジャンパーの袖が涙でてかてか。その上にまた滴が浮いて、ポタポタ雪に深い穴を掘りながら落ちた。

立ちすくんでしゃくりあげてたら、後ろから肩を叩かれて、油断して振り向いたら憧れの女の先輩だった。
「〇〇くん泣いてる?どうしたの?」
と子供扱いされ、背中を軽く叩かれた。
悔しすぎて、歯の間から泣き声が漏れるのを抑えきれなかったな。
泣き止んでから足元を見たら、そこだけ雪が融けて透明のシャーベットになってた。

幼児の頃から痛みに弱かったから、中二くらいまでは暴力を振るわれた途端に涙が溢れ出した。
小4の時も、親戚の赤ちゃんと遊んでたら、「メメー!」と言いながら目に指を突っ込まれて、すぐその場で「うわーーん」と大泣きした。
涙が大粒だから、ボタボタ音を立てて緑の無地のカーペットに落ちた。
すると赤ちゃんに頭を撫でられ、見にきた親戚も大笑い。
この時のカーペットの涙の跡は、なぜか10年くらい黒っぽく残ってて、親戚の家に行くたびに涙のシミをネタにされた。