列車内とか、駅や病院の待合室は、一定の時間離れられず、座ったまま他人と同じ目線でいることになるから、顔をじーっと見られやすい。
幼稚園児が号泣してても注目しないけど、小学校高学年くらいの子が明らかに泣き顔になってたら、どうしたんだろう、と人目集めるよね。
日曜日の午後3時頃で、電車も空いてて立ってる人もいなかったから、向かいのベンチシートの乗客の視線が刺さった。
駅まで歩く途中は何度か涙をぬぐったが、車内では涙がこぼれるのは何とかこらえた。
鼻水が口元に2回くらい流れ込んだのと、最初の2-3分は口元が歪みそうになって、短い嗚咽が止まらなかったのは、恥ずかしさのあまりつぶさに覚えてる。
あまりうつむくと涙がぽたっと落ちそうになるから、半ば顔上げると、また泣き顔見られる気がして、逃げ場がなくて困った。