2年生までは何かの行事の最中のお漏らしとか、給食中の嘔吐とかで泣く子が、月1〜2人くらいいた。
お漏らしは恥ずかしくて言えないから、男女問わず黙ったまま涙目になって、めそめそ泣き出して、近くの子や教師が気づく。
指摘されると特大の涙を次々にぼろぼろこぼして、手を引かれてトイレに連れて行かれる時には、ひっくひっく泣きじゃくってた。
給食中の嘔吐も、吐いてる間にどんどん涙目になって、うつむいてる鼻の頭や頬から涙ぽたぽた。
吐き終わると同時に激しく泣きじゃくって、一部の子に「汚ねえ」と言われて大泣き、優しい子に背中さすられてさらに嗚咽。
どちらも泣き声は上げずに、ひくっ、ひくっとか、うぇっ、うぇっと大きく嗚咽して、睫毛ひたひたに濡らして泣くのが目立った。

走ってる途中や何かにつまずいて激しく転んだり、ドッジボールで顔に当てられて泣く子は週2〜3人はいた。
こちらはたいてい、一瞬の間をおいて、うえぇっ、うえぇーっ、うぇーえぇーぇーん、と泣き声引っ張って、最初は顔上げたまま号泣。
教師や他の子が駆け寄ると、教師の腰にしがみついたり、他の子に頭なでられて顔をこすったりしながら、うえぇっ、うぇっ、うぇっ、と短く泣きじゃくり。
涙の量はお漏らししたりいじめられたりして、泣きじゃくる時より少なくて、短時間で泣きやむ子が多かった。
たまにカワイイ系の女子が、目をこすって真っ赤にして、めそめそ泣いて頬に涙散らしてるのに注目してた。