中学から一緒になった琴音(仮名)の話
丸顔で目がぱっちりして鼻の形がよくて色白の子。背は中くらいで僕より低い。体格はやや痩せている方。はっきり言ってタイプだった。
中二のとき、係の仕事でミスして、放課後、俺と琴音が女教師に呼び出されて説教食らった。
職員室の隣のお説教部屋でかなり厳しく罵声を浴びせられた。話しているうちに、琴音の過失が大きいということになって、途中からはほぼ、琴音だけが叱られる状態。
琴音が下を向いて目をぱちぱちさせると、涙の粒がセーラー服の赤いスカーフのところに落ちてしみに。
僕は琴音の真横に立っていたけど、琴音はツインテールだから、目から涙が落ちるとことか頬に涙が伝わるところとかも丸見え。手で涙を払うように拭いて、頬に涙を広げるような感じに。
女教師の説教は余計厳しくなるだけで顔をあげろとか言われて、琴音は涙で濡れた顔で女教師を見上げていた。
赤くなった鼻をぴくぴくさせて鼻水をすする音を立てながら、涙も瞬きするごとに流れて、顎のところからスカーフとかスカートのところに落ちてシミに。
鼻をすすりながら涙をこぼすだけだったけど、途中から、うえっ、うえって感じで、肩を上下させながら泣き声を漏らし出して、何も言えない状態に。
いったん教室に戻って、二人でどうすればいいか考えなさいみたいなことを言って女教師が出て行った。
続き書いた方がいいの?