【くぼたさき】

尾保毛たちが
ホモォに向かい
菊穴ひろげ
亀や玉や 皺までも
味わおうとしている

その姿は 陰のうまでの
穴も知らない私
アナルにみちのくが
届くと金色堂/一人で旅している/挿さると信じていた

竿と袋が
蒸れあう彼方アッー
保喪からの 逃避行が
似合う中尊寺

アナルに 取っ手 束子
穴の とろりぬらり
ちょっと 皮剥いて 食べてみた 棘皮動物