フセイン政権下のバグダッド、
鮮果店を営む両親と店の看板娘の美しい姉との四人暮らしで、貧しくも幸せな日々を送る少年が、
郊外の叔父の所へ一人で果物を仕入れに行ってる最中に中央部が空爆され、
急いで帰ろうとするも叔父に止められ、すぐには帰れず家族の無事を祈りつつ、
眠れぬ日々を過ごし、空爆が終わりアメリカがほぼ征圧を完了したという情報を聞くや否や、
バスの運行再開を待てず走って飛び出し、半日走り続け擦り切れて血まみれの足を引き摺りながらも、
家に着いたら店先に両親が力無く横たわってるのを見つけ、抱きかかえてみるも反応は無く、
姉の姿を探して店の奥に行くと裏庭の方から野太い男達の笑い声が聞こえたので、
勝手口のドアを開けると、体中に殴られ切られた傷を負いながらうつろな目で3人の米兵の欲望の成すがままにされている全裸の姉を見て、
足の痛みを忘れ米兵に組みつくも、一撃でのされ
「何だこいつ?」「それよりどうするこの家?」「暴動中だからバレねぇよ」「違ぇねえ」
という英語の会話の意味も分かる筈も無く、意識は薄れ失神し、
頬に熱気を感じ目を覚ますと米兵の姿は無く、家には火が放たれ心臓を撃たれ鮮血に沈む姉を見つけ、
這って近づき米兵の体液に汚されたその美しかった体を抱きかかえ、
燃え盛る家の方を呆然と見た後、姉の体をきつく抱き嗚咽をあげながら、
「これがお前等の言う自由か!」
と咽喉も嗄れよとばかりに、あらんばかりの声をあげて叫んでる画像キボンヌ