横山やすしは弟子やスタッフに大変厳しかったという。京都大学を卒業したマネージャーに対して服のたたみ方が悪いというだけで、ハンガーが壊れるほど殴り、会社を辞めるまで追い込んだ話は有名だ。

また、付き人をして弟子をハンガーで滅多打ちにした結果、ハンガーが弟子の頭に突き刺さったことがあった。

「そのままでおれ!」というやすしの命令で、弟子は頭にハンガーが突き刺さったままで数時間過ごしたという。

その時、頭に刺さっていたハンガーが振動でクルクル回り、まるでタケコプターに見えたため、周囲には笑いと恐怖が入り混じった微妙な空気が流れたという。