地方のさびれた漁村に住んでた中学時代、俺を含め、70人中30人は5教科テスト90〜100点だった。
俺の場合は、技術・美術・音楽・保健体育の筆記テストが出来なかった。
高校になると、理数系が出来なくなった。40点取れれば満足。大半の同級生も同じだった。
中学時代の理数系は簡単に解ける面白いクイズのようなものだったのに。

そして高2の秋に初めて受けた全国模試、全く出来なかった。
英語、英文を構成している99%の英単語がわからなかった。
理数、授業でさえ40点がやっとなのに、全国模試は全くわからなかった。
社会、マイナーすぎてわからなかった。
古文漢文、全くわからなかった。
現代文、半分のとこで時間切れだった。文章読解の解答は、5択中2択に絞れてたが、その2択で間違えてた。漢字は全くわからなかった。
同級生も、ほぼ同じだった。
全校模試の結果が悪くて、部活辞めた同級生が何人かいた。

センター試験もわからなかった。

全国模試とセンター試験、解ける人がいることのほうが不思議だった。
一生懸命勉強した結果、1浪の末、私立文系Fランク大学がやっとだった。
同級生で現役は0人。1浪やって地元の国立やマーチに行った同級生<部活辞めた同級生>は5人くらいいたが、
大学に進学した大半はFランク。
看護学校や就職した同級生の方が多かった。