中3のときにつきあっていた彼女がいた。
男女混合リレーで、バトンは彼女から俺へ。彼女が守り、トップに肉薄した
2位からの逆転を期して俺は走った。そして遂にゴール前でまさに鼻の差で
勝った。
クラスは大騒ぎ、観客もどよめいた。
ヒーローとなって意気揚々と帰宅した俺に、親父が「●美ちゃん、あんなに
オッパイ大きかったんだな。走っているときブンブン揺れてたな。おまえ、
よかったな。俺は羨ましいよ。」と言った(母は貧乳)。
当時は俺の活躍よりも息子である俺の彼女の胸元を凝視していた親父に腹が
立ったが、今思い出すと吹き出してしまう。